梅雨が明けて、本格的に夏本番となりました。
綿の木は、暑くて乾燥している環境がお好みらしい。
蕾をたくさんつけて、暑い夏を待っていた。
草草草に囲まれるくらいがいい
梅雨に入って、雨水をたっぷり吸い込んだ草草は大きく育っています。
梅雨の間は刈っていたけれど、梅雨が明けると刈りません。
ここからは、台風がくるまで雨はほとんど降らない。
草を刈ってしまうと、土はあっという間にカラカラに乾いてしまいます。
こちらは、イノシシが草を抜いてくれたところです。
カラッカラです。

7月下旬の綿畑、草に囲まれています。

通路の草は踏んで歩きます。

草に栄養がとられてしまうように思いますが、草のほうは意外と協力的です。
水分も栄養も分け合っているように見えます。
雨が降らないとき、先に元気がなくなっていくのは草のほうだったりします。
もしくは、揃ってしおれていく。
どちらが優勢でも、どちらが劣勢でもなく。
綿木の高さはバラバラ
満月を迎えるように蒔いた種は順調に大きくなりました。
おおかた、100センチ前後です。

イノシシに踏みつぶされて、後から蒔きなおしたものは20~30センチくらいまで、やっと大きくなりました。

お山の畑は、気温が下がる季節が早くやってきます。
実をつけて、綿になるまで成長できるかどうか・・・
葉陰でひっそりと咲いている
よく見ないと、見逃してしまいそう。
うつむきがちに綿の花が咲いています。
和綿の白です。

和綿は下向きに花が咲き、実ができます。
令和元年、初開花は7月27日でした。
可憐な綿花。黄色っぽいクリーム色をしています。

オクラの花に似ている綿の花
これは、赤オクラの花。
花びらや花芯の色模様がよく似ています。

同じアオイ科の植物です。
収穫するときは赤いですが、ゆでると緑に変わります。
実は多少大きくなりすぎてもやわらかく、ほどほどに粘りがあり、さっぱりといただけます。


生のまま薄くスライスして、サラダなどでいただくと赤い色を楽しめます。
こちらも、もうすぐ。
いつのまにか増えてきた蕾みも、あちらこちらで開花しそう。

情熱的な赤い色ですね。
クリーム、ホワイト、ピンクと蕾みの色がいろいろ。
花びらを広げたら、青緑の草の中、どんな色で畑を彩るのかな。