7月初旬、梅雨入り前の綿畑。
草刈り前にぐるうっと畑をながめている。
イノシシが畝を掘り起こし、綿が引っこ抜かれてしまい、
大きく育っている綿の木は数本しかありません。
その希少な綿の葉に白い物がついている。
次なる難題現る・・・
葉や茎に白い粉のようなものがついていたら、うどんこ病ですよ
葉っぱが白い粉をかけたように白くなっている。
植物を選ばないんですよ、うどんこ病ってやつは・・・

綿の木をすべて調べてみると、2本うどんこ病にかかっていました。
葉っぱ2枚。
あっという間に増えていくのですが、とりあえず、このままに。
乾燥すると発生しやすい
原因は糸状菌、つまりカビです。
カビの生育適温は20~25度くらい。
乾燥すると、発生しやすいそうです。
梅雨入り間近で、発症条件はそろっていたと思います。
棉以外にカボチャの葉もうどんこ病にかかっていました。
隣では、麦を育てていました。
穂刈りをした後、茎をそのまま残していたのですが、黒いカビが生えています。
刈り株に菌がつきやすいのかもしれません。
麦刈り後のカビの影響も考えられますね。
麦刈り後に大豆を蒔いたので、鳥や動物に見つかりにくくするために残しておいたのですが、刈り取ってしまったほうがいいのかもしれない。
梅雨入り後、うどんこ病消滅
乾燥すると発生しやすいということは、水に弱いということだろうか?
そのまま放置していたら、梅雨入り後になくなっていました。

自然って、よくできている。
でも、カボチャの葉はうどんこ病にかかったままでした。
しかも、増えている・・・
実がなりはじめているのですが、このまま枯れてしまうのだろうか。
とりあえず、このままでいこう。
かわいらしい蕾みができました
7月に入ってから新芽がどんどん伸びて、小さな蕾がつきはじめました。

昨年より少し遅いかな。
例年に比べて気温も低く、日中は(7月初旬)24~28度。
夜は冷え込んでいるのではないかと思います。
綿畑の全体は、こんな感じです。

草ぼうぼうです。
通路と畝の端は草丈を15~20センチぐらい残して刈り、
畝の上は綿木の根元周りは刈り取っています。
倒れやすくなってきたので、支柱を立てました。
間引きせず、2本立てにしているところもあります。
1本立てとどれくらい実のつきかたが変わってくるのか、実験です。
今のところ、2本立てのほうが元気がいいけれど、
実がつきはじめると、どうなるのかわかりません。
イノシシが畑を踏み荒らし、
うどんこ病にかかり、
作物が実るまでには、いろいろなことがありますね。
ここまでは自然にまかせてきましたが、手を入れるときがくるかもしれません。
なるべく見守っていきたいけれど、かなり虫に食べられてます・・・

食べ尽くされませんように。