綿の茎がポッキン折れている 茎の中を食べる虫

カンカン照りの真夏日が続いている。
街ではエアコンが欠かせない。
お山の畑は日中気温34~37度くらい。
同じ気温でも、お山の畑に吹く風は冷たくて、涼しく過ごせている。
木も草も緑の勢いがどんどん増して、
虫もたくさんやってくる。

見たことはあっても名前も知らない虫。
確かに虫の仕業だろうけど、姿を見せない虫。
小さくても、虫の力業にはかなわない。

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綿の茎に穴 木くずがいっぱい

綿の木が折れている。
また、おサルが来ていたのかな?踏んづけたのかな?
草をかき分けて、草の中に埋もれるように座りこんで見てみる。
綿の茎が根元からポッキンと折れている。

根元から折れている綿の木

触るとぶにゃぶにゃしていたので、引っこ抜いてみました。

綿の根

根っこが張っていない。
元気がなく、枯れかかっているようです。
茎に虫の卵のようなものがついていました。
触ってみるとボロボロくずれます。
木くずのかたまりでした。

木くずのかたまり

少しずつ崩していくと、ポッカリ穴があいている。
虫の姿は見えない。
もっと奥の方にいるのかもしれません。

茎に穴があいている

別の綿の木でも・・・

茎が折れている綿の木

木くずは見あたらないけれど、穴はガッツリあいています。
こちらも、虫の姿は発見できず。
見つけたら、ギャ~って、放り投げてしまいそうだけど・・・
虫がいなくて、ちょっとホッとしたりもしている。

虫も一種類だけではないのかもしれません。
姿も名前もわからないので、ポッキン虫と呼ばせていただこう。

ハマキムシを量産してしまいました

7月中旬に綿畑で巻き葉を見つけて摘み取りました。
しばらくは、見かけませんでした。
梅雨が明けてからです。あっという間にハマキムシ畑になっていました。

ハマキムシによる巻き葉だらけに

農作業のメインが巻き葉摘み。
昨年までは、ハマキムシはいませんでした。
今年は綿専用の綿畑をつくったからなのか、仲間を集めやすい環境になっているのだろうなと推測。
昨年までは野菜と一緒に育てていたので、虫の種類も偏ることがなかったのではないだろうか。

摘み取る量に驚いています。
作業のたびに、20個くらいは摘み取ります。
まったくハマキムシがいない綿木もあれば、葉っぱがなくなってしまいそうな綿木もある。

幼虫が成虫になるまでかな?
いつまで続くのか、おしまいになるときも興味深い。

うどんこ病もチラホラ再び出現

梅雨時期に消滅していたうどんこ病。
雨が降らない日々が続いていますが、チラホラと出始めました。

うどんこ病

いまのところ、広がってはおらず、綿の木も元気な様子なので、そのままにしています。
拡散させない方法もあるらしいけれど、自然にまかせて、よけいなことはしないでおこうと思います。
いつもね、うっかり手を出しすぎて、残念なことになる・・・
ということをたくさんやってきてしまっているのです。
自然の力を活かすどころか、何度も台無しにしてしまった。
台無しにしてしまった畑の環境をリセットしてくれるのも自然。
自分の学びが足りないからだけど、その失敗を許容して何度も挑戦できるのも、自然のおかげ。

蕾みがふくらんで もうすぐ綿の花が咲く

葉っぱを食べる虫もたくさんいるみたい。

虫に食べられた綿の葉

7月下旬、蕾みもどんどん増えてきました。
いろいろな虫がやってきて、仕事をしてくれているからこそ。

蕾みもふくらんで、

綿の蕾み

もうすぐ綿の花が咲きます。