日中気温30度を超える夏日が続いています。
この猛暑の中、次々に花を咲かせています。
綿の花はかわいらしいのだけど、
よく見ると、おもしろいカタチをしていて。
綿畑を彩る 赤やピンクやホワイトや
綿の花、いろいろ。




5種類の綿花が満開です。
でも、花の色はもっとカラフルでバリエーションがいっぱい。
それには、自然の力が関わっているらしい。
同じ木なのに色がバラバラ
同じ木に同じ花が咲くと思うじゃないですか。
綿の花は違います。
同じ木に色違いの花が咲いています。


花が咲く時間とか、気温、土の状態によって変わってくるみたいです。
咲き始めと咲き終わりでも、色は変化している様子。
朝と夕方では、花の色が違っていて、変わる瞬間を見れないものかと観察していますが、遭遇したことがありません。
花の色を刻々と変えていく綿の花。
見るたびに、色が変わっていて、楽しませてくれます。
花の中央から飛びだす雌しべ
花の中央を見てください。

ズームします!

真ん中から、何か出ています。
たくさんの雄しべに囲まれて、ひとつだけ雌しべが。
こちらは、雌しべを応援。雄しべがポンポンみたい。

こちらは、いくつか。雌しべがひとつじゃない?

雄しべのカタチも色も花によって違っていて、見比べるのもおもしろいです。
雄しべも雌しべもいきもの~
綿の花は生き物でした。
いろいろな虫のおかげで実ができる
受粉に欠かせないメンバー

黒いハチが花粉をいっぱいつけて、花の中から出てきました。
黒いから、ちょっと恐いな~って思うのだけど、こちらの警戒など気にも止めず、くるくるとハチは忙しそう。
いろいろな虫がやってきますが、殺虫剤や駆除剤を振りまいていいとは思えず、虫に学んで、虫とのつきあい方も工夫するようになりました。
夏は、頭の上からタオルをかけ、その上に帽子をかぶるという方法が気にいっています。
虫よけになるし、日よけにもなる。汗もふけます。
虫よけの網をつけた帽子もあるけれど、網目が作業の支障になって使いづらいんです。
まあ、周りから見たら、おかしな格好なんですけどね。
格好を気にしていたら、何もできない。
汗だくになって、土だらけになって、どろんどろんになって、
風がさわさわ~っと吹くと、とびきり清々しい。
それがいい。