生温かい空気。
息も苦しくなるほどの湿度。
だんだん強く吹く風。
今夏の台風は、雨も風もたたきつけるような勢いでした。
台風に備えて草は刈らない
台風が近づいてきました。
綿木が大きく成長して、支柱の長さが短くなっています。
長いものと交換したり、ヒモを結んで固定したりして、支柱を立て直しました。
できる限りですが・・・
草は刈り取らず、そのままに。
強風から綿木を守ってくれる草草。
草そのものが水を蓄え、雨が降らないときは水を供給。
雨が続けば、草が水を吸って、土から過剰な水分を排水。
草のおかげで、月に数回の作業でも、野菜の収穫を楽しむことができています。
8月中旬の綿畑の様子です。

草ぼうぼう。
雨も降らないのに、ずいぶん草丈が伸びて、綿木が埋もれています。
毎年、この時期は雨が降らなくて、台風がくるまでは土がカラカラに乾いていることもありました。
今年は、ここまでの草の刈り具合がよいようで、草をかきわけてみるとシットリしています。
このまま台風が通過するまでは、草は刈らずにいようと思います。
通路も草で埋め尽くされて足の踏み場もないですが、踏んで歩きながら倒していきます。



綿木の周りも草で覆われていますが、この草丈が綿を支えてくれるのではないかと考えています。

ここらへんは、ちょっと長すぎかな・・・

草を踏んで歩く 虫がザワッと飛び出てくる
草を踏んで歩くたびに、草の中からザワザワッと虫がたくさん飛び出てきます。
跳ねたり、

飛んでいったり、

舞い戻ってきたり、

おなじみの畑の虫たち。
いつも畑をにぎやかにしてくれて、ありがとう。
台風通過 綿木が草の中で立っている
台風通過し、どうなっているのかとヒヤヒヤしながら、2週間後、久しぶりにお山の畑へ。
おおっと!元気そうだ!
草に囲まれて、やや斜めに傾いている綿木もあるものの、倒木している木はありませんでした。

斜めに傾いていながらも花を咲かせている綿木。
起こしていきます。
台風がくる前よりも、草丈がさらに伸びています。
台風による大雨で草は水をたっぷり得て、勢いを増してきます。
このままにしておくと、草の勢いに綿木が圧倒されてしまうかも。
今が草を刈るタイミング。
ノコギリ鎌で綿畑全体をザックリ刈っていきます。
根元からキッチリよりも、ザックリザックリ。

草刈り後の綿畑です。けっこうスッキリしましたね。

草刈りって、はまるんですよ
つい夢中になって、刈りすぎてしまうのですが・・・
まだまだ暑い日が続くようなので、このぐらいで今日の草刈りは終わりにしよう。
綿の実もずいぶん大きくなりました。

もうすぐ実がはじけそう。