草の道を通って ラッキョウ畑へ

7月下旬にラッキョウを収穫しました。
葉は緑濃く、葉先が少し黄色くなっている。
まだ早いような気もするけれど、
収穫時期としては、いつもより遅い。

本日、気温は34度。
風の冷たい真夏日です。

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自然に道ができる

わざわざ作ったわけでもないのに、「こちらへどうぞ」と道ができる。
目前に草の一本道。

草の道

この緑や青やの草道を通るとき、ワクワクするのは私だけだろうか。
この草の小道は、ラッキョウ畑へつながっています。

ミツマタグワを抱え、
ジリジリ照りつける陽射しに冷たい風を受けて、
いざ収穫という一大行事を始める。

ラッキョウ漬けが食べたくて、たくさん植えてしまった。

適当すぎるラッキョウの育て方

おそらく、大抵の育て方としては、
7月中旬までに一度掘り起こして、種球として保存したものを植付けていると思います。

お山の畑では、月に数回ほど農作業をするだけ。
真夏の暑い中、作業時の体力消耗や熱中症を防ぐため、夏は3時間ほどで終わりにします。
のんびり農作業をする工夫をいろいろ試すことがおもしろい。
めちゃくちゃデタラメなことばかりですが・・・

種球は保存せず、そのまま土の中で休眠しています。
ラッキョウの植付け時期は8月下旬頃ですが、
お山の畑では遅めの9月に入ってから。
植付け用にそのまま畑に残しておいたラッキョウを掘り起こして、
球ごとに分けて、すぐ植えてしまいます。

ラッキョウ 植付け

深めに土を盛っています。
葉は新芽ですね。青々としていました。
植付け前に草はザッと刈り取っています。

ラッキョウの畝 なんとも弱々しい

越冬して、春を迎えて5月には、こんもり葉が茂っていました。

葉が茂るラッキョウ畑

草もかなり生えて、競うように大きくなっていきます。
主な草はカラスノエンドウ。
継いで、ヨモギ、ドクダミが勢いを増してきます。
一度草を刈って、あとはホッタラカシ。
水やりもしませんでした。
無肥料、無農薬です。

ラッキョウ たくさん収穫できました

さあ、土の中はどうなっているのかな。
ザザッと草を刈っておきました
いざ、クワを土にたたき込みます。

草しかみえませんが、ラッキョウ埋まっています

ラッキョウの手ごたえッ!

ズシッとクワに感触あり

根がびっしり張っているため、手に力が入ります。

収穫したばかりのラッキョウ

大きな株は、6~7個くらいの球がついていました。
中粒もあるけれど、親指くらいの大粒が多い。
食べやすいのは、中粒ですね。

掘り起こしたあとは、刈った草を敷いておきます。

畝の上に刈り草を敷く

なるべく、土をむき出しにしないようにしておくと、元肥を入れなくても、自然の力で次の植付け準備をしてくれます。

適当すぎるラッキョウ漬けをつくる

畑から掘り起こしたラッキョウの葉と根っこを切り落とします。

水の中で泥を落として洗いながら、薄皮を取り除く。
塩でもんで、1時間置いたあと、熱湯に10秒くぐらせる。
容器を熱湯で消毒する。
下ごしらえしたラッキョウを入れる。
純米酢を適当にドボドボ~。
喜界島のきび砂糖を好みの甘さになるまでドバッ。
最後に唐辛子をひとつ。

ラッキョウ漬け

10日間、待てっ!

と言いながら、次の日もう食べています。
スライスして、トマトとあえてサラダに入れて食べるのが好きなのです。
シャキシャキしているし、香りがいい。
夏は、桃で作ったドレッシングが合います。


「小さいのはな~、オシャレットで食べたらええで~」
とおじいちゃんが言うので、
我が家ではエシャレットのことをオシャレットと呼んでいます。