おサルがやってきた 綿の木が踏んづけられる

梅雨明け後、日中気温30度を超える真夏日が続いています。
綿の葉陰には、蝉の抜け殻。
お山の畑も夏盛り。

綿のコンパニオンプランツとなるトウモロコシは大きく育って葉を広げ、
ラッカセイやカボチャのほどよい日陰となっていました。

さて、休日に畑へやってきました。
ところがところが、突然ぽっかり何もなくなっている。
あれ?トウモロコシは?
何が起こったのかとドキドキしながら近づいてみる・・・

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畝に散らばっているトウモロコシの残骸

なんだろう・・・
畑が殺風景な気がする。
いつもと何が違うのだろうと、しばし記憶をたどる。

先週まであったはずのトウモロコシが・・・

大きく育っていたトウモロコシ

こんなことに・・・

根元からボキボキ折れている

茎の太さは3センチ以上あるし、丈は1.5メートル以上あります。
かなり力がないと折れないのでは?
根元からボキボキ折られ、倒され、隣の畝や遠く離れた道端にまで放り投げられていました。

姿は見えずとも おサルの仕業

誰よりも早く、おサルがやってきました。
まだ、青々しい残骸。
さっきまでいたのでは?

まだ小さな実まで食べ尽くされて

結実はしているものの、まだ熟していない。
やわらかいうちが、おいしいのかもしれない。
芯まで食べています。

昨年は、おサルに食べられて、ほぼ全滅してしまいました。
今年は、早めに袋をかけてみようかと考えていたところでした。
譲っていただいた赤トウモロコシの大切な種を継いで育てているので、
全部食べられてしまうのは困る。
残しておいてほしい。

実の部分だけ食べている

わずかに残っているトウモロコシに袋をかけてみる。

なんとも寂しいトウモロコシ畑

全部食べきらずに残しておいてくれて、ありがとう。

と思っていたら、
次の休日には倒されていました。

ここまでやるのか

実は袋から取り出せなかったようです。

袋の中にトウモロコシの実が残っていた

綿の木を踏んづけている

トウモロコシ畑の隣がイノシシに踏み荒らされた綿畑です。
引っこ抜かれていたものを植え直した綿の木。
やっと大きく育って、蕾みをつけてきたところです。

トウモロコシに驚喜したのか、思いっきり踏んづけていますね。

バッタリ

巻き込まれたとしかいいようがない惨事。

他にも、カボチャやラッカセイなど周辺の野菜たちを踏んづけて再起不能にしています。

動物は畑の協力者

添木して、手当しておきました。

ヨレヨレ

毎年のことですが、動物がやってくるのも自然まかせ。
動物の来畑もおもしろくて楽しんでいます。
獣害とは、何か?
実った作物が被害を受けることなのか?
山の自然が循環していくように、バランスをとりながら農作業を暮らしの中に取り入れていきたいと思っています。
でも、そのバランスはなかなかコントロールできるものでもありません。
難しいところを動物たちが担ってくれている部分もある。

お山の畑は自給用なので、収穫はほどほどに収まっている量になっています。
特に、夏野菜は一度にたくさん熟れて食べきれません。
これまた丁度良く、動物たちがやってきて食べ散らかしています。

動物たちの大胆な食べ方

おいしいところだけ。土に還りやすい食べ方しますよね。
野菜の汁がみずみずしい。
そこに、次は小さな虫たちがやってくる。

かぶりついたんだろうな

スイカは私も食べたかったな。ちょっと残念。