台風通過後、畑の見回り。
って、なんだっ、これはっ!
ひとつ、ふたつじゃないのです・・・
畑に穴があいている
この画像を見てください・・・

横に生えている巨大な植物はコンニャクです。
そのすぐ横にボッカリ大きな穴があいています。
幅は1メートル以上はありそうです。
しかも、けっこう深いです。
イノシシですね~
掘りつつ、ころがりまくった感じ。
コンニャクはあまり好きではないらしいので無事でしたが、その横に植えていた大豆はつぶれていました。
こちらは畦を掘っています。

大胆にえぐりとっています。
どうして、ここなんだろうなあ。
畦には、畦がくずれるのを防ぐために根張りの強いニラを植えていました。
もちろん、掘り起こして踏みつぶされています。
いつものように、修正せずにそのままにしておきました。
畦の修正は秋植えのときにしようかと思っていました。
そうしたところ、意外なことが起きました。
秋雨前線 雨がやまない
大雨と長雨が続くと、お山の畑はぬかるんできます。
粘土質の土なので、水はけがよくないんですよね。
排水対策も何もしていません。
畑の傾斜から、雨が降ってきたときの水の流れを考えて、畝をつくっているだけです。
知識不足で、というか、ほぼ知識ありません。ただのカンだのみ。
そうしたら、イノシシが掘った穴に水が流れ込んだのか、畝にも溝にも水がたまっていなくて、スッキリしていました。

さらに、穴が増えていて!

柵を倒し、大豆を踏みつぶしています。
でも、ぬかるんでないんです。
畝の上に雨水が大量に流れこんだような、草や植物が倒れたあとも見られません。
これは、イノシシの習性みたいな、何か役割があるようにしか思えない。
イノシシが穴を掘ることで、排水がよくなっているかもしれない。
そう考えれば、大豆がいくらか踏みつぶされてしまったとしても畑全体にとってはよかったのかも。
穴が掘られたところを眺めていると、穴が掘られていなかったとしても、そこでは大豆は育たなかったような印象さえ受けます。
穴の位置もおもしろい。
柵を倒して掘った穴から流れてきた雨を斜め下の大穴が受け止めて、あふれたぶんは、そのままチョロチョロと溝を通って畦の穴から畑の外へ排水される。
よくできてる~
綿の横にも小さめの穴が。

この綿の畝は、種まき後にイノシシが踏み荒らした場所で、ほぼ全滅。
種を蒔き直した畝です。
綿は倒さずに、すぐ横を掘っています。
まだまだ咲いている綿の花 実がはじけるのはいつ?
長雨が続いていますが、雨の中でも花は咲き続けています。

摘芯をしていないのですが、大きく育った木は140センチ近くあります。

お山の畑では日照時間が短く、気温が下がるのも早い。
あまり大きくしないほうが綿木への負担が少ないかもしれません。
気温が低い日が続いていて、このまま秋の気配。
夏の草から秋の草へ変わってきています。

実がはじけるのはいつかなと心待ちにしていますが、間に合うかな?

実もどんどん大きくなってきました。
今にも、はじけそうなんだけどな。